東京オリンピック☆トランポリン日本代表選手は誰?悲願のメダルへ!

東京 オリンピック トランポリン 代表日々のこと
スポンサーリンク

今日は、東京オリンピック2020のトランポリン日本代表選手は誰?ということで、調べていきたいと思います。

体操競技の中では、まだまだ注目度の低いトランポリン。
最近では世界選手権などの様子が少しずつメディアでも紹介されるようになってきました。

今回の東京オリンピック2020で、メダル獲得が期待できる種目です。
是非、トランポリン日本代表選手に注目していきましょう!

 

東京オリンピック トランポリン

東京 オリンピック トランポリン 代表

トランポリン、といえば「子供の頃にやったことがある」という方も多いのでは?

東京 オリンピック トランポリン 代表
↑こういうやつですよね?ぱっと思いつくトランポリンって。

しかし、オリンピックで使われるのは、縦4m28cm×横2m14cmという巨大なトランポリンです。
そのトランポリンで、10種類の異なる技を連続で披露します。
一旦スタートすると、次々と技が続き、30秒もたたずに競技が終わります。

採点の基準となるのは、

  • 技の難易度
  • 演技の美しさ
  • 滞空時間の長さ
  • 着地点の正確さ

です。これらを数値化して、合計得点で競います。

空中で、より高いところで、回転・ひねりなどの高度な技を行い、トランポリンの中心地点を狙ってピタッと着地できれば高得点です。
トランポリンの下には、席が移転センサーが設置されていて、対空時間を計測しています。
1秒が1点として反映されるため、より高く跳ぶことが高得点につながりますが、その分空中での姿勢維持や着地が難しくなります。
一瞬でもバランスを崩すと、次のジャンプに大きな影響を及ぼしてしまうので、技の種類や難易度を考慮して、演技構成もギリギリのところを攻めていきます。

オリンピック種目となったのは、2000年のシドニー大会からで、比較的新しい種目です。

 

東京オリンピック トランポリン日本代表【男子】

東京 オリンピック トランポリン 代表

まずは男子のトランポリン日本代表を紹介します。
男子のトランポリン選手だと、テレビ番組などにもよく出演されている中田 大輔選手が有名ですよね。

代表選手は男子2名、女子2名です。
ここでは男子選手を内定順に並べています。

 

堺 亮介 (さかい りょうすけ)選手

SNSでイケメンと話題になっていた堺 亮介選手。
ただかっこいいだけじゃないんです、アスリートとしても超一流なんですよ。

「うまい選手より、強い選手に」と思っているそうで、コツコツと努力を積み重ねる、強靭なメンタルの持ち主です。

 

堺 亮介選手のプロフィールは?

  • 生年月日:1997年7月24日
  • 身長:168cm
  • 体重:63kg
  • 所属:バンダイナムコアミューズメント
  • 学歴:金沢星稜大学
  • 出身地:神奈川県伊勢原市
  • 主な成績:
    • 2014年 全国高校選手権 個人 優勝
    • 2015年 全国高校選手権 個人 優勝 (2連覇!!)
    • 2019年 全日本選手権 個人 優勝

お母さんがもともとトランポリンをしていたそうで、生後半年くらいのときには、お母さんに抱っこされてトランポリンはじめ、2歳でクラブに入会。
6歳で世界ジュニア大会に出場したものの、海外選手とのレベルの差を痛感。
そこから「世界の舞台で戦えるようになりたい」という強い意志を持って練習を重ねるように。

日本のトランポリンは2008年の北京オリンピックから、3大会連続で4位と、あと一歩のところ。
このあと一歩を超え、悲願のメダル獲得を!と燃える堺 亮介選手は、2020年4月からバンダイナムコアミューズメントに所属し、拠点を東京に移したそうです。

コロナ禍で新しい環境に身を置いたことで、不安を感じることもあったと思いますが、そんな中でも、強い意志を持って練習を続け、結果を出されているのはすごいですね!

 

岸 大貴 (きし だいき)選手

日本代表のアスリートですが、普段は保育園で子供たちにトランポリンや体操を指導しているという岸 大貴選手。
オリンピック選手に直接トランポリンを指導してもらえるなんて、めちゃくちゃ貴重な機会ですよね。

岸 大貴選手が頑張る姿を、間近で見られる子供たちは幸せですね。
教えてもらった子供たちがの中から、本格的にトランポリンをやりたいと思う子もいるかも・・・。
競技の普及にも一役買っている選手だと思います。

2019年のオリンピックと同じ有明体操競技場で行われた世界選手権。
会場には教え子でしょうか、たくさんのお子さんやその保護者の方々が応援に駆けつけていました。
緊迫した競技の後、子供たちに声をかける姿がにこやかで、とても印象的でした。

岸 大貴選手のプロフィールは?

  • 生年月日:1994年9月22日
  • 身長:168cm
  • 体重:62kg
  • 所属:株式会社ポピンズ
  • 学歴:金沢学院大学スポーツ健康学部
  • 出身地:石川県小松市
  • 主な成績:
    • 2005年 世界年齢別大会 11-12歳の部 シンクロ 5位
    • 2007年 世界年齢別大会 13-14歳の部 個人 5位
    • 2009年 世界年齢別大会 15-16歳の部 シンクロ 優勝
    • 2010年 世界年齢別大会 15-16歳の部 個人3位
    • 2010年 全日本選手権 個人 5位
    • 2010年 全日本選手権 シンクロ 優勝
    • 2011年 ワールドカップシリーズ 個人 6位
    • 2011年 ワールドカップシリーズ シンクロ 6位
    • 2012年 全日本選手権 個人3位
    • 2012年 全日本選手権 シンクロ3位
    • 2015年 全日本学生選手権 個人・シンクロ・団体・学校対抗 全4部門制覇
    • 2016年 全日本学生選手権 団体優勝 (4連覇)
    • 2017年 ワールドカップ スペイン大会 シンクロ 2位
    • 2017年 全日本選手権 個人 優勝
    • 2017年 全日本選手権 シンクロ 優勝
    • 2017年 世界選手権 団体 3位
    • 2017年 世界選手権 個人 10位
    • 2018年 ワールドカップ スイス大会 個人 3位
    • 2018年 ワールドカップ ポルトガル大会 シンクロ 初優勝
    • 2019年 ワールドカップ アゼルバイジャン大会 個人3位
    • 2019年 ワールドカップ アゼルバイジャン大会 シンクロ 優勝
    • 2019年 ワールドカップ ロシア大会 シンクロ 3位

3人きょうだいで、全員がトランポリン選手です。
3歳年上のお姉さんは、2012年にロンドンオリンピックに出場したトランポリン日本代表の岸 彩乃選手。
5歳年下の弟・凌大さんは、現在大学でトランポリンをされています。

3歳でトランポリンをはじめ、11歳で世界年齢別大会(オランダ)に初出場し、これまでに4回、世界年齢別大会に出場しています。
更に、11回も全日本選手権に出場し、高い成績を収めています。

2017年にJOCによるトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を通じて、株式会社ポピンズへ入社し上京。
アスナビは、アスリートが安定した生活基盤を得て、競技に取り組めるようにとJOCが立ち上げたプログラムです。

株式会社ポピンズでは、保育園に勤務していて、子供たちにトランポリンや体操を教えながら、オリンピックを目指し競技を続けてきたそうです。

たくさんの子供たちが岸 大貴選手の活躍を願っているんですね!
子供たちの為にも頑張ってほしいです。

 

がんばれ、トランポリン日本男子!


今回出場する男子2選手、堺 亮介選手&岸 大貴選手は、非オリンピック種目の「シンクロナイズド」でコンビを組んでいます。
人気、実力ともに「シンクロナイズド」で日本を代表するエースコンビです。

どちらがメダルを取ってもおかしくない、世界トップクラスの選手です。
世界の強豪たちを迎え、最高の演技をし、ふたりで表彰台に上がってほしいと思っています。

※ 動画は、2017年のワールドカップ(ミンスク大会)の決勝での演技です。

 

オリンピック競技日程は?

2021年7月31日(土) 13:00~15:30 (予選、決勝、表彰式)

 

東京オリンピック トランポリン日本代表【女子】

東京 オリンピック トランポリン 代表

それでは、続いて・・・女子のトランポリン日本代表を紹介します。
こちらも代表内定順に並んでいます。
もちろんどちらも推し選手です♪

 

森 ひかる (もり ひかる)選手

現在、世界ランキング3位。

2013年の全日本選手権で初優勝。
当時14歳、史上最年少優勝と話題になりました。
2019年の世界選手権で個人で金メダルを獲得し、東京オリンピック代表に内定。

安定感のある演技が持ち味で、大技「トリフィス」を持っています。
2019年世界選手権で優勝を決めた瞬間は、全身で喜びを表現していました。

明るく朗らかな人柄で、競技のあとは会場にたくさん手を振ってくれます。

 

森 ひかる選手のプロフィールは?

  • 生年月日:1999年7月7日
  • 身長:159㎝
  • 体重:51kg
  • 所属:金沢学院大学クラブ
  • 学歴:金沢学院大学 (2021年4月現在、スポーツ健康学科 4年生在学中)
  • 出身地:東京都足立区
  • 主な成績:
    • 2008年 全日本選手権 低学年の部 優勝
    • 2011年 世界選手権 11-12歳の部 優勝
    • 2013年 全日本選手権 優勝 (史上最年少優勝)
    • 2017年 世界選手権 シンクロナイズド 2位
    • 2018年 アジア大会 個人 2位
    • 2018年 世界選手権 シンクロナイズド 優勝
    • 2019年 世界選手権 個人 優勝  (女子史上初)

4歳の時、地元のイトーヨーカドーの屋上に設置されていたトランポリン。
その楽しさに魅了されて、4歳年上の双子の兄と3人で教室に通い始めたのが、トランポリンを始めたきっかけです。

そこから才能を開花させ、2008年にはジュニア選手権で優勝を飾るまでに成長。
14歳の時には、史上最年少で全日本選手権を制したものの、年齢制限に阻まれ、リオデジャネイロオリンピックに出場は叶いませんでした。

金沢学院高等学校時代、高校選手権の「個人」「団体」「シンクロナイズド」で2年連続3冠を達成。

2018年、インドネシアで行われたアジア大会ではノーミスの演技を見せ個人で銀メダルを獲得。
シンクロナイズドでも宇山 芽紅とのペアで世界選手権(サンクトペテルブルグ)の金メダルを獲得、個人では5位入賞を果たしました。

2019年の世界選手権(日本/有明体操競技場)では、団体で金メダル、個人でも金メダルを獲得。
トランポリン日本女子の団体金メダルは史上初、個人での金メダルも男女通じて初、と輝かしい記録を残しています。

オリンピックイヤーの2021年、イタリアで行われたワールドカップでも史上初の女子個人優勝を果たし、勢いは止まらず・・・さらに高みへ!という森 ひかる選手です!

いつも笑顔で、とても明るく、周りの人のことも笑顔にしてしまうような、そんな森 ひかる選手。
2019年の世界選手権を現地で観戦したのですが、キラキラしていて素敵でした!
オリンピックでも、輝いてほしいです!

 

宇山 芽紅 (うやま めぐ)選手

現在、世界ランキング5位。

森 ひかる選手の大学の先輩でもある宇山 芽紅選手。
現在は、所属クラブのコーチも務めながら、自分の技を日々磨いています。

日本女子団体で居るときは、物静かで控えめな印象です。
自身では跳躍の高さを課題としていますが、大会で見せる安定感のある演技に定評があります。

穏やかで、周囲をよく見ている印象の選手です。
世界選手権で日本女子が団体初優勝をしたときも、会場の隅々まで見渡して、手を振ってくれました。(子供も親も大喜び♪)

 

宇山 芽紅選手のプロフィールは?

 

この投稿をInstagramで見る

 

宇山芽紅(@uyama_megu)がシェアした投稿

  • 生年月日:1996年1月14日
  • 身長:159㎝
  • 体重:50kg
  • 所属:テン・フォーティクラブ
  • 学歴:金沢学院大学
  • 出身地:千葉県印西市
  • 主な成績:
    • 2018年 世界選手権 シンクロナイズド 優勝
    • 2018年 世界選手権 個人 8位
    • 2018年 全日本選手権 個人 2位
    • 2018年 アジア大会 個人4位

 

がんばれ、トランポリン日本女子!

上は、今回出場する2選手がシンクロナイズドで世界制覇したときの写真です。
シンクロナイズドはオリンピック種目ではありません。
なので、今回金メダルを取るのは1人だけ・・・。
表彰台に2人揃って上がれるよう、心から願っています。

シンクロナイズドの演技も貼っちゃおう!
ぜひ、見てください!
2人とも、めちゃくちゃ素敵な選手です!

 

オリンピック競技日程は?

2021年7月30日(金) 13:00~15:30 (予選、決勝、表彰式)

 



 

 

東京オリンピック トランポリンの見どころは?

東京 オリンピック トランポリン 代表

生身の体が驚きの高さまで跳び上がるトランポリン。
トップ選手では、高さ7m~8mにも達するそう。

ビルでいうと3階くらいの高さで、背の高いキリンですら見上げるほどの高さだといわれます。
それでも滞空時間はたった2秒程度で、本当に一瞬。
そのわずかな時間のなかで、披露されるひねりや回転技は見もの。
身体を回転した直後の伸身、頭の先から足の先までまっすぐに伸びた姿勢がとてもキレイ。

そんな美しい演技の中で、着地する瞬間に足にかかる負担は体重の約10倍というから大変です。

足にかかる負担は、体重の10倍とも、13倍とも言われています。
信じられない・・・。

 

予選

16選手が出場。
予選では演技を2回行い、合計得点で競い合う。
上位の8選手が決勝に進むことができる。

8人ずつ2組に分かれています。
1組の8番目に森 ひかる選手、2組の7人目に宇山 芽紅選手が登場します。

 

決勝

予選上位の8選手が出場。
予選でどれだけいい演技をしようとも、その得点はリセットされ全員横並びの一発勝負。

完成度の高い得意技で確実に得点を重ねるか、大技で勝負に出るのか、短い演技時間につめこまれた駆け引きと技の数々から目が離せません。

 

日本のトランポリン代表は、2008年・2012年・2016年とオリンピック3大会連続で4位という記録でした。
あと一歩のところで表彰台に手が届かなかったので、まだ世間一般の認知度は低めです。

東京オリンピックに出場する4人は、全員がオリンピック初代表。
未だ届かない表彰台を、本気で狙えるメンバーです。

 

東京オリンピック☆がんばれトランポリン日本代表!

東京 オリンピック トランポリン 代表

今回は、東京オリンピックのトランポリン日本代表選手はだれ?ということでまとめてみました。
コロナ禍で思うように練習ができなかったり、大会が延期になったり、これまでには考えられないような課題に直面した選手たち。

激しい代表選手争いを戦い抜き、いよいよオリンピックが始まります。
東京オリンピックの開催には賛否ありますが、やると決まったからには、アスリートの皆さんを応援したいですね。

東京オリンピックでトランポリン日本代表の皆さんが、すべてを出しきることができますように。
表彰台で、輝く姿を見ることができますように。
テレビの前で、精一杯応援したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました