パラリンピック☆注目競技は水泳!クラス分けや種目を調べてみた♪

パラリンピック 水泳 クラス分け日々のこと
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まもなく始まる東京パラリンピック。
その中で、日本が最も多くのメダルを獲得しているのが水泳です。

パラリンピックの水泳は、障がい別でクラスが分けられています。
「肢体不自由」「視覚障害」「聴覚障害」「知的障害」「その他」と障害によって分かれています。

どんなふうにクラス分けされているのか、これまで全く知りませんでした。

我が家には知的障害のある息子がいます。
それでも、全然知らないんですよね・・・。
今回は自国開催で、たくさんの競技を見ることができますし、しっかりと勉強する機会にしたいと思います。

パラリンピック競泳のクラス分けについて調べてみました。

 

東京パラリンピック☆水泳 クラス分けは?

パラリンピック 水泳 クラス分け

オリンピックの水泳は「100m自由形」などと種目名がついていますよね。
“距離”+”泳法”が種目名になっています。

パラリンピックの水泳では種目名は「50m自由形S3」「100m平泳ぎSB5」というように”距離”+”泳法”に”障害種別”が付いています。

アルファベットは、”泳法”を示しています。
パラリンピック 水泳 クラス分け

そして、末尾のアルファベットと数字は、”障がい”の種類や重さを示しています。

パラリンピック 水泳 クラス分けパラリンピック 水泳 クラス分け

“知的障がい”の区分がひとつしかないことに驚き!
“障がい”の度合いっていうのは、分けにくいものなんだと再認識しますね。

上で紹介した障がい区分、

  • 肢体不自由
  • 視覚障がい
  • 知的障がい
  • 聴覚障がい
  • その他

5つに分かれていますが、すべてのクラスの試合が開催されるわけではありません。
2020東京パラリンピックで開催される種目を確認したところ、15(聴覚障害)や20(その他)の表記はありませんでした。

次の項目で、開催される全種目を紹介します。

 

東京パラリンピック☆水泳 実施種目は?

パラリンピック 水泳 クラス分け

「己の残存能力を活かして水をとらえる」というのは、文字で書くのは容易いですが、実際に体現するのはとてつもなく大変なことだと思います。

肢体不自由(1~10)

いちばん種目数が多いのが、”肢体不自由”のクラスです。
“自分に残された機能を最大まで活かし、より速く泳ぐ”ことのすごさを強く感じる競技です。

オリンピックとココが違う!
下肢に障害のある選手は飛び込みが難しいので、水中からのスタートが認められています。

 

自由形

  • 50m 自由形S3 男子
  • 50m 自由形S4 男子 女子
  • 50m 自由形S5 男子
  • 50m 自由形S6 女子
  • 50m 自由形S7 男子
  • 50m 自由形S8 女子
  • 50m 自由形S9 男子
  • 50m 自由形S10 男子 女子
  • 100m 自由形S3 女子
  • 100m 自由形S4 男子
  • 100m 自由形S5 男子 女子
  • 100m 自由形S6 男子
  • 100m 自由形S7 女子
  • 100m 自由形S8 男子
  • 100m 自由形S9 女子
  • 100m 自由形S10 男子 女子
  • 200m 自由形S2 男子
  • 200m 自由形S3 男子
  • 200m 自由形S4 男子
  • 200m 自由形S5 男子 女子
  • 400m 自由形S6 男子 女子
  • 400m 自由形S7 男子 女子
  • 400m 自由形S8 男子 女子
  • 400m 自由形S9 男子 女子
  • 400m 自由形S10 男子 女子

背泳ぎ

  • 50m 背泳ぎS1 男子
  • 50m 背泳ぎS2 男子 女子
  • 50m 背泳ぎS3 男子 女子
  • 50m 背泳ぎS4 男子 女子
  • 50m 背泳ぎS5 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS1 男子
  • 100m 背泳ぎS2 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS6 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS7 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS8 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS9 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS10 男子 女子

平泳ぎ

  • 50m 平泳ぎSB2 男子
  • 50m 平泳ぎSB3 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB4 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB5 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB6 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB7 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB8 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB9 男子 女子

バタフライ

  • 50m バタフライS5 男子 女子
  • 50m バタフライS6 男子 女子
  • 50m バタフライS7 男子 女子
  • 100m バタフライS8 男子 女子
  • 100m バタフライS9 男子 女子
  • 100m バタフライS10 男子 女子

個人メドレー

  • 150m 個人メドレーSM3 男子
  • 150m 個人メドレーSM4 男子 女子
  • 200m 個人メドレーSM5 女子
  • 200m 個人メドレーSM6 男子 女子
  • 200m 個人メドレーSM7 男子 女子
  • 200m 個人メドレーSM8 男子 女子
  • 200m 個人メドレーSM9 男子 女子
  • 200m 個人メドレーSM10 男子 女子

リレー

  • 4×100m 34ポイントリレー 男子 女子
  • 4×100m 34ポイントメドレーリレー 男子 女子
  • 4×50m 20ポイントリレー 混合

注目選手は、一ノ瀬 メイ選手!

 

視覚障害(11~13)

視覚に障がいのある選手達は、壁の位置を正しく把握することができないため、『タッピング』で知らせています。
S11クラスは全盲の選手なので、安全確保のため『タッピング』が義務化されています。

オリンピックとはココが違う!
視覚障害のある選手に壁の位置を知らせる『タッピング』があります。
『タッピング』に使う『タッピングバー』には特にルールがなく、日本は弾力のある釣竿を改良した形のバーを使っています。

自由形

  • 50m 自由形S11 男子 女子
  • 50m 自由形S13 男子 女子
  • 100m 自由形S11 女子
  • 100m 自由形S12 男子 女子
  • 400m 自由形S11 男子 女子
  • 400m 自由形S13 男子 女子

背泳ぎ

  • 100m 背泳ぎS11 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS12 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS13 男子 女子

平泳ぎ

  • 100m 平泳ぎSB11 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB12 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB13 男子 女子

バタフライ

  • 100m バタフライS11 男子
  • 100m バタフライS12 男子
  • 100m バタフライS13 男子 女子

個人メドレー

  • 200m 個人メドレーSM11 男子 女子
  • 200m 個人メドレーSM13 男子 女子

リレー

  • 4×100m 49ポイントリレー 混合

注目選手は、木村 敬一選手。
スタートダッシュとパワーが持ち味です。

知的障害

個人種目

  • 200m 自由形S14 男子 女子
  • 100m 背泳ぎS14 男子 女子
  • 100m 平泳ぎSB14 男子 女子
  • 100m バタフライS14 男子 女子
  • 200m 個人メドレーSM14 男子 女子

団体種目

  • 4×100m S14リレー 混合

 

東京パラリンピック☆水泳 注目選手は?

パラリンピック 水泳 クラス分け

オリンピックの後に開催されるパラリンピック。
オリンピックほど放送枠がないこともあり、私自身、しっかりと競技を見る機会はほとんどなかったように思います。

今回は自国開催なので、これまでのパラリンピックよりも、しっかりと各競技を見ることができればいいなと思っています。

注目選手:木村 敬一選手


全盲のスイマーで「バタフライ世界最強」と呼ばれている木村選手。

先天性疾患で2歳の時に視力を失い、10歳で水泳を始めたそうです。
6歳から寮生活をしていて、12歳で上京し、27歳で渡米されています。
親御さんもですが、木村選手ご自身も、とても行動力のある方だなと思います。

これまでパラリンピックで獲得したメダルは6つ。
銀が3個、銅が3個です。
東京パラリンピックでの金メダル獲得を目指し、アメリカを拠点に練習をしている選手です。

木村 敬一選手のプロフィール

  • 木村 敬一 (きむら けいいち)
  • 生年月日:1990年9月11日
  • 出生地:滋賀県栗東市
  • 所属:東京ガス
  • 出場種目:水泳S11,SB11,SM11 (全盲)

 

東京パラリンピック☆水泳 まとめ

パラリンピック 水泳 クラス分け

今回は、パラリンピックの水泳競技、クラス分けについて調べてみました。
クラス分けの細かさにも驚きましたが、全部のクラスが男女ともにパラリンピック種目というわけではない、というのも驚きました。

皆さんはパラリンピックでの水泳のクラス分け、ご存知でしたでしょうか?
競技日程とそれぞれの注目選手も、またお知らせしていけたらいいなぁと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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